「LockBitランサムウェアのリークサイトに北広島町社会福祉協議会」とのネット情報

簡易投稿サイトX(旧ツイッター)の複数の投稿によると、ランサムウェアグループLockBitのリークサイトにkitahirosima.jpが追加されたという。kitahirosima.jpは広島県北広島町の社会福祉協議会のドメイン。

北広島町社会福祉協議会のロゴが掲載されたLockBitのリークサイトとみられる画像= 簡易投稿サイトより

サイバー脅威プラットフォーム「ThreatMon Cyber Threat Intelligence Platform」がThreatMon 脅威インテリジェンス チームによって検出されたダークウェブランサムウェアアクティビティによると、ランサムウェアのLockBitグループはリークサイトに新たにkitahirosima.jpを追加したという。リークサイトはランサムウェアグループが攻撃した相手を暴露して身代金の支払いを迫るためにダークウェブ上に公開しているサイト。

kitahirosima.jpは広島県北広島町の社会福祉協議会のドメインで、同社会福祉協議会は12月12日付で「北広島町社会福祉協議会におけるシステム不調発生のご報告とお詫びについて」と題する文章をサイトに掲載している。それによると、12月4日からシステムの不調が発生しており、専門業者と協力して迅速な復旧に取り組んでいるという。また、個人情報等の漏えいは確認されていないとしている。

ネット上に出回っているLockBitのサイトとみられる画像には、北広島町社会福祉協議会のロゴとともに期限として2023年12月22日を指定している。また、データ量を示しているのか30gbとの記載もある。また、書類のようなものが6ページ分掲載されている。現在、北広島町社会福祉協議会のサイトは開くことができる状況で、システムの不調が具体的にどのような内容であるのかは不明。協議会のサイトにはシステムが不調であることを知らせる文章は掲載されているが、ランサムウェアによるサイバー攻撃を受けているとの記載はなく詳細は不明だ。

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