FNNプライムオンラインが誤情報で印象操作? 日本看護倫理学会のXアカウントめぐり

FNNプライムオンラインが一般社団法人日本看護倫理学会〈前田樹海理事長〉の簡易投稿サイトX〈旧ツイッター〉アカウントをめぐり誤った情報を流していたとのツイートが散見される。どういうことか?

FNNプライムオンラインは10月11日に投稿した「『偽医者!』脅迫・口コミ低評価続出でワクチン接種中止に‥‥クリニックに抗議電話した市議はSNSで『深く反省』」の記事において、レプリコンワクチンの安全性を懸念する声明を出した日本看護倫理学会に対して、レプリコンワクチンを製造するMeijiSeikaファルマが名誉棄損で提訴する意向を示していることを報じるとともに、日本看護倫理学会のSNSの投稿が10月11日時点ですべて削除されているなどと伝えた。

これに対して日本看護倫理学会は10月18日にウェブサイトに「本学会公式Xについて」とする文章を発表、同会のXアカウントについて「2022年11月に開設されましたが、これまで一度も投稿〈ポスト〉されたことはありません」とし、「本学会の公式Xが過去の投稿をすべて削除したとされる情報が流布されておりますが、投稿件数はゼロ件のため、削除した事実はございません」と表明した。

FNNプライムオンラインの記事は日本看護倫理学会のSNSに関する部分を削除して継続して掲載されているが、特に訂正の断りもないことからネットには「テレビはデマだらけ」「すごい印象操作」「報道倫理のかけらもない」など批判する声が多く寄せられている。また、この記事はワクチンと一律に表現していてmRNAワクチンが従来のワクチンとは異なることやリスクがあることについては何も触れていないことからmRNAワクチンのリスクを懸念する声を封じ込めることを目的としているとの見方がされている。

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