Hackmanacによると、脅威アクターが朝日新聞のシステムへの侵入と内部のデータの流出を主張している。一方、朝日新聞は漏えいの事実はないとのコメントを出した。
Hackmanacによると、サイバー犯罪のフォーラムでBestjpdata1を名乗る脅威アクターが朝日新聞のシステムへの侵入を投稿し、登録ユーザーのメール、メタデータ、180万行の記事データを流出させたと主張している。Hackmanacは観測日を2026年1月14日とし、この情報の真偽について検証待ちとしている。この情報はS2Wも日本語のnoteで社名は出さずに日本の大手総合メディアとして発信している。
VECERTの脅威インテリジェンスプラットフォームによると、Bestjpdata1は1月13日にはイタリアのサルデーニャ島の自治体、セラルジウスの住民の個人情報を窃取したことをフォーラムに投稿しているようだが、イタリアでセラルジウスにおける個人情報の流出を裏付けるメディア報道などは確認した限り行われておらずこちらも真偽は不明。
朝日新聞をめぐっては、2023年9月に朝日新聞デジタルと紙面ビューア―の一部の会員の個人情報が流出したことが明らかになり、同年12月19日に公表された調査結果では、会員情報を管理しているシステムにおいて外部からのアクセスを拒否するための仕組みが設計通り実装されておらず顧客情報が閲覧可能な状態になっていたことに加え、顧客情報にアクセスできるURLが一部の検索エンジンに表示されていたことが明らかになったことがあった。
Hackmanacはサイバー脅威の動向を監視しているアラブ首長国連邦のドバイを拠点としているサイバーセキュリティ企業。
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朝日新聞は2026年1月15日付で「『弊社のデータが漏洩した』などの指摘について」と題したコメントをサイトに掲載、「ソーシャルメディア上で弊社のデータが漏洩したなどと指摘されていますが、現時点ではそうした事実は確認されていません。テキストデータは戦前の号外とみられますが、弊社では画像として保存しているものの、テキスト化しておらず、データとして保有しておりません」とするコメントを出した。
【出典】
https://x.com/H4ckmanac/status/2011696894888825113
https://note.com/darkpedia/n/n54123ab4802b?sub_rt=share_pw
https://www.asahi.com/corporate/info/15087850
https://www.asahi.com/corporate/info/14998817
https://www.asahi.com/corporate/info/16287423
【履歴】
・2026年1月16日 朝日新聞のコメントを追記し、「朝日新聞は現在のところコメントはしておらず真偽は不明」などとした文章を修正した。
