「PayPayフリマで偽造切手大量販売」購入者がネット告発

PayPayフリマで偽造切手が販売されているとの投稿がネットで行われている。投稿者によると郵便局で偽造であることが確認され、すでに警察にも届け出ているという。

投稿はツイッターやYouTubeで行われているもので、同一とみられる投稿者が自身がPayPayフリマで購入した切手について郵便局で確認してもらったところ偽造と判明したとして、その事実を広く周知する目的で投稿したとしている。警察にも届け出ているようだ。

投稿者の説明によると、今年5月頃からPayPayフリマで94円、100円、140円、290円の切手が2割引き程度の価格で販売されており、試しに購入して届いた切手を確認したところ本物と思われたため追加購入したという。しかし、PayPayフリマのこの出品者は数カ月間で額面にして数千万円にものぼる切手を販売していたことから不審に感じ、購入した切手を郵便局に持ち込んで確認してもらったところ、3週間ほどかけてすべて偽造切手だったことが判明したという。

ツイッターに投稿された偽造切手とされる写真=@csPLWFru5JeGPCRより

投稿者が偽造切手としてネットに投稿した写真を見ると、中禅寺湖と男体山を描いた290円切手やサクラソウを描いた100円切手と見たところ変わらず、複数枚がミシン目でつながった状態になっている。投稿者によるとシートではない状態でゆうパックで届き、発送は大阪からだったという。すでに大量に販売されており、偽造情報はネットにも出ていなかったことから、広く周知する目的で投稿したとしている。

PayPayフリマはヤフー株式会社が提供している誰でも簡単に利用できる個人間で売買できるフリーマーケットアプリ。PayPayで支払いや売上金を受け取ることができる。PayPayフリマガイドライン細則では出品禁止物に現金、カード類、金券類があり例として切手も含まれている。そのため投稿に対しては違法出品物を購入したことを指摘するコメントもあり、ツイッターの投稿には切手などの金券の出品が禁止されていることを示すnoteも付されている。

■出典

https://twitter.com/csPLWFru5JeGPCR

https://www.youtube.com/watch?v=i5UQGYouWMg

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