北朝鮮東部の駅に金委員長の専用列車 北分析サイトが衛星画像で指摘

同記事によると、北朝鮮東部のウォンサンにあるリゾート地近くの駅に金委員長の専用列車が停車していることが今月21日と23日の衛星画像から確認されたという。この列車は15日の衛星画像では確認されないことから15日以降に到着して停車しているとみられる。

元山のリゾート地域の複合施設には9つの大きなゲストハウスとレクリエーションセンターがあり、敷地中央には2014年に金委員長が権力を掌握した直後に建設された大きな建物があるという。また、港や射撃場、レクリエーション施設もあるという。鉄道駅に隣接する小さな滑走路は、当初、軽飛行機用に使用されていたが、2019年後半に金委員長の趣味に合わせて乗馬トラックに改造されたという。38Northは、列車が停車している映像は、金委員長の居場所を特定したり健康状態を明らかにするものではないが、東部のリゾート地に滞在しているとの情報の信ぴょう性が高まったと指摘している。

また、記事によると金委員長の姿が公に伝えられたのは北朝鮮西部の空港で軍を視察して以来だが、38Northではその際の映像を分析し金委員長が軍を視察した空港は平壌から50km北東の順天空港だと分析している。